写メ投稿
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2026-02-25
星屑のまばたきと白く透明な夜と、眠る花の城
彗星の尾がほどけて
纏う氷の煌めきが
雨の鏡に滲む不思議な夜の街
幻想が浅い眠りを誘い
おもちゃの缶に
静かに蓋をする星屑のまばたきが
まだ
暗闇の粒子の中で光るオレンジに揺れる寝息
ぼやけた輪郭の熱
秒針の感情に
影を写す川に流れる風は
匂いを連れ去り
溺れた記憶は
色と同化する旋律は夢で響き
開かない扉の奥で鳴る
柔らかい音装いの感情は
温もりに空白をつくり
深い呼吸を抱く白く透明な夜
いつもの炭酸のように
甘く溶けていく明星は浮かび
月夜のグラデーション眠る花の城
木の織り目に
希望が滲む消えたはずの光が
今も
見えている


